2019/3/26の投稿記事
NYから帰国後は、
すぐにインテリアレッスンがあったため、
時差ぼけを引きずりながらも、
すぐにレッスンの準備へ。
今回のインテリアレッスンは、
アメリカ初期のインテリアのスタイルを学んで頂くため、
NYで見てきた美しい建物やインテリアは、
そのままレクチャーと重なって、
とてもタイムリーなレッスンとなりました。
よく使われるコロニアルスタイルという言葉の正確な意味と
本来のインテリア様式との関係や、
NYのタウンハウスとはどういう物で、
その室内では
どんな家具が使われていたのかなど、
歴史と当時の家具や部材などについて
お伝えするインテリアレッスンです。
アメリカ初期の家具は、
当時生み出された独自の質素なスタイルに、
英国をはじめとするヨーロッパのスタイルが
後から加わっていくので、
バリエーションも多いのですが、
その多くが今も健在で、
当時のデザインは、
今も私たちの生活の中に息づいています。
私たちは、
自分で意識していなくても、
自宅やカフェ、レストラン、ショップなど、
様々な場所で、
当時のインテリアの恩恵に
あずかっていて、
素敵な場所、
また訪れたくなる場所というのは、
建物の外観やインテリアに
何かしら大きな魅力があるものだと思います。
インテリアの歴史を学び、
様式美を学び、
本当の欧米人の考え方に触れることで、
目の前に広がる光景の中に、
先人たちの知恵と工夫を感じ、
街の景色が
一段と面白く、輝いて見える・・・。
今回もNYでそのことを実感した私は、
生徒さん方にも
そのことを体感して頂きたいし、
知識と澄んだ感覚を大切にして、
ご自分で素敵なインテリアを実現出来るように
なって頂きたい・・・
そんなことを改めて感じながら、
今週末もしっかり生徒さん方をお迎えしたいと
思っているところです(^^