2019/4/22の投稿記事
写真のプレートは、
ノリタケのディナー皿。
2016年の東京ドーム『テーブルウェアフェスティバル』での
コーディネートに使用した、
祖父の思い出とも絡む
思い出深いお皿です。
一昨日はインテリアレッスンの補講があり、
生徒さんが買ってきてくれたランチを
このプレートに盛り付けて頂きました。
↓
適当に選んだプレートでしたが、
サンドイッチがちょっといい感じになり、
レッスン前の簡単ランチでしたが、
皆で「キレイ!!」と自画自賛しておりました。
お皿の力は本当に偉大だと思いマス。
さて、今日のブログは、
リフォームの『見積もり』の巻。
リフォームと費用は
とってもふかーい関係があるけれど、
実際にお客さんの立場で見積もりをとることで、
いろいろなことを学びました。
当時、私が見積もりを出して頂いたのは、
確か6社。
大手ハウスメーカーさん方と
1社の個人の設計事務所さんでした。
いくつもの素敵なモデルハウスを拝見するうちに
少しずつ自分たちの思いも明確になり、
この時点で感じていたことは、
1. 「やっぱり全体像は洋風がいい」ということと、
2. 「こだわって作られたいくつかの『和』の造作物は残したい」
ということ。
その2つの希望をそれぞれのメーカーさんへ伝えて、
デザインのご提案と見積もりを出して頂きました。
6社の見積もりを拝見して
感じたことは、
1. 「デザイン案の優劣」と
2. 「かかる費用の差」
この2点について、
相当に大きな違いがあり、
「こんなに違うのね・・・」と
かなり驚いたことを覚えています。
率直に言って、
1の「デザイン案の優劣」については、
歴然としたものがあり、
同じくらいの予算でも、
あまり創造力の感じられない物もあれば、
「この金額でこんなことも出来るの?」
というご提案もあったり・・・。
2の「費用の差」については、
同じような改修工事をしたと仮定した上で、
一番高額な見積もりと
一番安価な見積もりを比べると、
本当にビックリするくらいの差がありました。
数十万とか数百万とか、そんな金額ではない金額です。
私は、デザイン案の優劣よりも、
和風の家をいかに洋風に出来るかよりも、
その費用の差が何に由来するのか、
そのことをとても知りたくなりました。
(つづく)