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軽井沢・インテリアショールームの実現へ

この建物をインテリアのショールームへ

 

前回のブログからまたまた長い時間が経過してしまいましたが、

この数か月間、あることに集中して取り組んでいました。

 

それは土地探し。

 

学生時代から

数えきれないほど訪れていた軽井沢は、

 

その空気感が好きで、

いつか軽井沢にも家を持てればと思っていました。

 

ゆっくり滞在出来る時には、

お決まりのように物件巡りをしていましたが、

 

この夏にようやく気に入った建物付きの土地に出会い、

目下、プランニングを進めています。

 

いろいろな物件を見てきた私達が、

時に途方に暮れながらも、

この別荘兼ショールームに出会うまでのいきさつを

書きたいと思います。

 

 

 

別荘探しで注意したこと

 

並木が美しい別荘地内の様子

 

若い頃は、家を持つことの大変さも分からず、

建物やインテリアの知識もなく、

 

漠然と、

「こんな素敵な場所に家があったらいいな~」

という感じで別荘地巡りをしていましたが、

 

今は知識や経験も増え、

絶対に外したくないポイントや、

こだわりたいポイントが少し分かるようになったかなと思います。

 

私達が物件に求めたことは、

 

1. 手放したいと思った時に売れる物件であること

2. 平坦地であること

3. 駅から遠すぎないこと

4. 広い室内空間が確保できること

 

この4つでした。

 

この4つのポイントは、

予算に限りある中で、

贅沢で不可能なようにも思いましたが、

 

別荘を負債にすることなく、

「行きたくなる場所」にするために、

出来るだけ叶えたい希望でした。

 

それ以外のことは、

工夫次第でどうにかなると思っていましたし、

 

古い建物でも、

状態がほどほどであれば、

リノベーションとインテリア次第で

どうにでもなると思っていました(^^♪

 

 

 

 

別荘のリスクとは

建物の裏側にある伝統的な歯形模様のベランダ

 

冒頭から別荘のリスクなんて、あまり書きたくないけれど、

これから別荘を持とうとしている方のためには、

とても大事なことなので・・・

少し触れておこうと思います。

 

別荘地に家を持つと、

多くの場合、管理費をお支払いするようになります。

 

いろいろな事情で、

別荘を手放したいと思った時、

 

すぐに購入希望者が現れてくれると良いけれど、

その希望者がなかなか現れてくれない場合、

 

別荘を使っていなくても

その管理費はかかるので、

 

その部分は覚悟が必要かと思います。

 

私達が、「売れる物件」という点を希望に入れたのも、

このことがあるから。

 

絶対の保証なんてないけれど、

実際に、環境が厳しい物件を見ると、

魅力的な部分があっても、

購入へと進めないことも多かったので、

 

先々のことを考えながら、

物件を見ていくと良いように思います。

 

 

 

途中で知った『軽井沢ルール』

ギリシャ様式のファサード

 

土地だけでも、

建物付きの土地でも、

あまりこだわらずに、

別荘地を見ていた私達。

 

でも、途中で、ふと気付きました。

 

普段、東京で慌ただしく動いている私が、

いくら環境が良いからと言って、

美しい木立を眺めながら

何もしないでじっとしていられるのかしら?って。

 

「それは絶対にムリ。。。」

 

 

その事に気付いてから、

店舗用の土地に目が行くようになりました。

 

最初からインテリアのショールームを

作ろうと思っていたわけではなく、

 

「軽井沢で何もしないでいるよりも、インテリアのことが出来たら楽しそうだから」

これが店舗物件も候補に入れて探し始めた理由です。

 

そして、さらに分かったことがあります。

 

それが『軽井沢ルール』の存在。

 

軽井沢町には、

街の景観を守り、

別荘で過ごす方々のために、

建物や過ごし方に関する規則がしっかり決まっていて、

 

その中には、

「別荘地でビジネス的なことをしてはいけない」

というルールがあったのです。

 

こうなると、別荘地は対象外。

 

私達からどんどん遠のいていき・・・

 

その瞬間から、数少ない商業地を見て回ることになるのでした。

 

つづく