2019/4/24の投稿記事
写真は、
リフォーム後も残すことに決めた
和室の書院。
古いお部屋ですが、
いくつかの手を加えて、
今も『和』の空間を楽しんでいます。
さて、今日のブログは、
見積もりを出して頂いたところから。
ハウスメーカーさんによって、
デザイン面でも費用面でも
大きな違いがあることを知った私は、
その中で、
最も安い金額を提示してくれたメーカーさんに、
「なぜ他社さんよりも安い金額提示が出来るのですか?」
と伺ってみました。
すると、とてもシンプルなお答えが返ってきました。
「ショールームやモデルハウスを持っていないからです。」
「なるほど・・・」
明解で、ストンと腑に落ちたお答えで、
このお答えひとつで、
私が感じていた『費用』への疑問は解決しました。
次に私が知りたかったことは、
『どんな部材が使えるか』ということ。
部材については、
今でこそネットで何でも購入できる時代になりましたが、
当時はハウスメーカーさんによって
今よりずっと、使用する部材が限られていて、
床材や建具、照明など、
「この中から選んでください」
という感じでした。
そのことは、
それぞれのハウスメーカーさんの個性でもあり、
その個性と自分の好みが合わなければ、
インテリアコーディネートをしたくても、
「出来ない・・・」
ということになるので、
とにかく、それぞれのハウスメーカーさんが
どんな部材を持っているのか、
どこに行けば、
自分の望んでいる部材があるのか・・・
そのことが、
私にとって、一番大切なことでした。
メーカーさんからご提案頂いたデザインに
正直なところ、優劣を感じてはいましたが、
仮にデザインは??と思うところでも、
好きな部材さえあれば、
「自分でデザイン出来る・・・」
そんな風に感じていました。
この部材に対する思いは、
テーブルコーディネーターとして
コーディネートする時にも、
インテリアをコーディネートする時にも、
私が一番こだわっている部分で、
出来上がったものよりも、
数歩手前の『素材』を見るのが好きな理由でもあります。
「好きなアイテムさえ見つかれば・・・」
そんなことを強く思いながら、
ハウスメーカーさんを絞り込むことを考えていました。
今日のリフォームのブログはここまでデス。
実は、昨日から
香港に来ていて、
今日から少しこちらでお仕事する予定。
リフォーム体験記は、
少し中断して、
次回のブログには香港でのことを
書こうと思っています。
久しぶりの香港、
これからゆっくり見てこようと思いマス(^^