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我が家のインテリア~リフォーム体験記 その8

2019/6/21の投稿記事

昨晩から続いていた窓を叩きつける雨と風の音が、

ようやく落ち着き、

西の空が明るくなってきました(^^

リフォーム記事を書くにあたり、

部材がインテリアに与える影響を

お見せしたくて、

以前の『床』の感じが分かる写真は

ないかと探していたのですが・・・

ようやく発見(^^

今日は、

画像で見ていただこうと思います。

『床』はインテリアの土台になるもの

この写真は、

主人のご家族が暮らしていた時の

室内の様子。

改築直前なので、

荷物の整理で、

お引越しみたいになっていますが、

見ていただきたいのは、

『床』の色。

『こげ茶』でした。

重厚な雰囲気があって、

風格のあった主人の父には

ピッタリの家だったと思います。

でも私たちには、

もう少し明るめが良いかなと・・・。

それで

2つの選択肢から『ライトブラウン』を選んだわけですが・・・

出来たリビングが

コレです。

現在の私のテイストを知っている

友人や生徒さん方は、

きっと皆驚くと思います・・・。

当時、輸入住宅のモデルハウスでよく見かけた部材だし、

品質もアメリカの有名なメーカーの物で、

艶感が綺麗で、とにかくとても丈夫。

でも・・・

どうしても『色』を好きになれませんでした・・・。

今、考えると、

コレって、

インテリアには致命傷です。

最初から色に違和感があったものの、

当時は遠慮してその意思を伝えられず・・・(笑)

『トラディショナル』なスタイルにしようと思っていたこともあって、

ファブリック類で綺麗にまとめれば良いと考え、

目をつぶって、施工までそのまま進んでいきました。

『インテリア』も自分を知ることが大事

テーブルコーディネートでも、

インテリアでも、

コースで通って下さる生徒さん方には、

年単位の時間の中で、

『自分の好きな物を認識する』ことを意識して、

お伝えしています。

様々な『色』や『スタイル』について学び、

それぞれが持っている『雰囲気』を知り、

それらを知った上で、

「自分が何を選ぶのか」、

一般の方には、

そのことがとても重要だと思っています。

どうしても好きになれなかったフローリングは、

結局、ある時カーペットを敷くことを決断し、

今に至っています。

インテリア誌の撮影などで、

何度か使われたこの部屋も、

あと数年で20年。

今は、

この部屋を改造するべく、

デザインを考えながら、

いろいろ思いを巡らせています。

リフォーム前のこげ茶のフローリング

リフォーム後の明るい茶色のフローリング

現在のグレーのカーペットを敷いた部屋

『床材』によって、

部屋の雰囲気は大きく変わります。

古い写真を眺めながら、

つくづく、インテリアへの影響が大きいことを

感じています・・・。