2019/4/8の投稿記事
NYから戻った後のこの3週間は、
ずうっとレッスンが続いていたため、
ひたすらレッスンの準備をして、生徒さんをお迎えするという毎日。
昨日、そのレッスンが一段落し、
ようやく一息つけるようになりました。
インテリアレッスンは、
華やかな『フレンチスタイル』の学びに入り、
歴史と様式美の両方をお伝えしています。
上の写真は、
フランス・ベルサイユ宮殿のお部屋の写真。
インテリアや建築は、
その時代の権力と密接な関係があるので、
歴史が分かると、
インテリアはとても面白くなり、
生徒さんからも
「本当に楽しいです!!」
「デザインの裏にどんな事実があるのかが分かり、
今まで見てきたものを思い返して納得できるようになってきた。」
などのメッセージを頂いております。
私も全く同じで、
美しいインテリアは、
視覚的に人を楽しませて、人を癒す効果があるけれど、
それと同じくらいに知的な物で、文化が結集している物だと感じています。
そのことが分かり、
欧米人の考え方などにも実際に触れていくと、
好きな家具や小物を何でもかんでも・・・という気持ちにはならなくて、
家具や小物選びに、節度だったり、丁寧さだったりが
備わってくるようにも思っています。
中でも『フレンチスタイル』は、
日本人にも人気があるスタイルですが、
日本人の私たちと、
欧米の方とでは、とらえ方に大きなギャップもあり、
そのことも今回のレッスンでお伝えしました。
生徒さん方には、
楽しみながら学んで、
本物の知識とセンスを身に付け、
ご自分らしいインテリアを楽しめるようになってほしいと
願っています。
上の写真は、
昨日の生徒さんお手製のケーキ。
綺麗でとても美味しいので、
皆、テンションが上がります。
家で手作りのお菓子やお食事を囲んで
皆との時間を持つことは、
本当に心地良いこと。
レッスン後のお茶時間を
「最高に幸せな時間!!」といつも言ってくれる生徒さんがいるけれど、
インテリアや食器、そして『人』の力が、
全部集まって作られるひと時は、
本当に心豊かな時間です。
素敵な物に触れる機会が圧倒的に増えて、
素敵な人とご一緒する機会も増えたこと、
そのことは、
インテリアやテーブルコーディネートの勉強をして良かったことの
ひとつです(^^。