2019/8/2の投稿記事
いざ有田展へ(^^♪
先日、京王プラザホテルで開催された
有田・伊万里展へ伺ってきました。
ちょうどシノワズリのセミナーとインテリアレッスンが
全て終了したところで、
思えば絶妙のタイミング(^^♪
ちょっとシノワモードを引きづりつつも、
気分はスッキリ状態で、
有田焼を拝見させて頂きました。
京王プラザは、以前、コーディネートのお手伝いをしたことがある場所ですが、
同じ場所でも雰囲気はかなり違うかんじ。
展示会の内容やその展示の仕方で、
空間の雰囲気はずいぶん変わることを
今回も感じました。
コレって、『家』も同じですね。
写真は、染錦のテーブルとイスのセット。
有田焼らしい華やかさがあって、
細やかな絵付けの見事な作品でした(^^
有田に行くと、
こういう大きな作品が見られるけれど、
東京ではなかなか機会がないので、
「うわぁ~これが有田よね~」と懐かしくなったり・・・。
今回は、お世話になっている窯元さんにお会いするために出かけたのですが、
ご挨拶と用事の後、
会場をクルクル回遊していたら、
一枚のプレートに目が釘付けになり・・・・
頭から離れなくなってしまいました(^^
釘付けになったのは『古伊万里』の染付
会場には、
有田の老舗の窯元さんのお品と一緒に、
『古伊万里』と呼ばれる、古い有田焼もありました。
老舗の古美術商のお品で、
かなり充実した品揃え。
多くは、1700年代~1900年初頭のお品で、
昔の絵柄や文様など、
見ているだけで、勉強になりました。
有田焼でも古い物は、
中国的なモチーフが描かれているので、
まさにシノワズリの世界。
ひたすら下を向いて器を見ていたのですが・・・
ふと顔を上げたら、
ガラスのショーケースがあり、
その中で、
静かに凛と飾られているプレートがありました。
染付の中でも、格調高いデザインで、
「素敵! こういう染付、見たことない!!」というのが、
最初の印象。
会場を何度周っても、
そのプレートのことが頭から離れず、
お買物するつもりはなかったのに、
結局、連れ帰ってきました(^^
目的は明確。
インテリアに使うためです(^^♪
インテリアのための染付
1700年代、江戸時代に作られた『古伊万里』です。
バックは、
我が家にある漆のバーカウンター。
おそらく、古伊万里の方がずっと古いと思うけれど、
漆のバーカウンターもアンティークで、
どちらも中国のモチーフが使われていて、
どちらも格の高い物なので、
とてもよく合います。
今は、フランス王室御用達のレイノーや
別の有田焼と一緒に
ブルー&ホワイトでまとめて、
マントルピースの上に飾っているけれど、
イマイチ、調和しません。
理由は、
この『古伊万里』の格の高さに、
他の物がついてこれないからだと感じています。
レイノーも、もう一つの有田も、
格の高いお品なのに、
このプレートと並ぶと負けてしまう・・・
そんな感じです。
『和』は、
この『格』がコーディネートに関係するので、
やはり簡単ではないし、奥深いですね。
でも、何れにしても、
染付は、インテリアのアイテムとしても、
素敵な魅力を発揮するもの。
食器棚の中にしまっておくだけでは、
勿体ないから、
是非、インテリアのオブジェとしても
上手に使うと良いと思います!!
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