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我が家のインテリア~リフォーム体験記 その1

  2019/4/17の投稿記事

自宅の庭は

ビオラが真っ盛り。

小さかった一株が、それぞれ大きく成長して、

豊かに花をつけてくれています。

今日から少し、

私自身の2度にわたるリフォーム体験記を書いてみようと思います。

振りかえると、リフォームの時の経験や心の動きが、

私がインテリアの世界に携わり、

GRACHICを立ち上げようと思った理由にも

繋がっているので、

回想しながら、

その時々の事実を書いてみることにします。

主人の実家だった純和風の家を

全面改築したのが、かれこれ16年前。

改築前の家は、

門扉の上に立派な松が這い、

お風呂は広くて大きな岩風呂。

リビングルームはじめいくつかの洋室とともに、

造作の凝った12帖の和室の他にも

丁寧な作りの和室があって、

昭和の終わりに建てられた、

品格のある美しい建物でした。

でも、実際に私たちが住むとなると、

毎日のお風呂の掃除から

庭木の剪定まで、

綺麗に保つための労力と費用は

かなりのもの。

加えて、

どんなに立派な作りの家でも、

色や部材の多くが

自分の好みとは大きく違っていたため、

そこで毎日を過ごすことは厳しい・・・

そう感じました。

既に2階の部屋では

雨漏りをする箇所が数か所あり、

いずれにしても、

私たちが入る前に

手を入れなければいけない状況。

さて、どこまで手を入れれば良いのか、

費用、タイミングのことなど、

いろいろ考えました。

考えたのは3つの選択肢。

1. 不具合のあるところを修繕して、

全部屋のクロスや畳を張り替える程度で

済ませるのか、

2. 間取りを変え、

床、壁、建具、水回りなども全て取り替える改築をするのか、

3. 全てを取り壊して、新築にするのか、

インテリアが大好きで、

既に勉強もしていたので、

まず知りたかったのは、

部材のバリエーション。

日本で入手できる部材にはどんなものがあって、

何をどれくらい変えると、いくらの費用が掛かるのか、

建物の構造上、

何が出来て、何が出来ないのか、

そんなことを知りたいと思いました。

それで訪れたのが、

いくつかの住宅展示場。

素敵なモデルハウスを回りながら、

いろいろなご提案を頂くことになりました。

ーつづくー