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我が家のインテリア~リフォーム体験記 その11 

2019/5/27の投稿記事

写真は、先日のお食事会で頂いた

フォアグラ。

かなり大きめのフォアグラでしたが、

最後まで美味しく食べられる一皿で、

素敵なお料理を頂く機会が多くある中でも、

強く印象に残る一皿となりました。

お店は、

関内のストラスバリウス。

丁寧に作られたフランス料理と

オリジナルのリモージュ焼きのお皿が楽しめるお店でした(^^

今日は、

初めてリフォームをしてみて、

物足りないと感じた点を

書こうと思います。

『制約』多めの我が家のリフォーム

『家』を作る時には、

様々な『制約』があります。

一般的には、

建ぺい率などの建築基準がそれにあたりますが、

我が家の場合、

主人の父の思い入れのある家を

全部取り壊すことにためらいがあり、

和室、書斎、坪庭を残すという選択をしたため、

様々な『制約』が加わりました。

全て取り壊して、一から作り直しても

費用はさほど変わらないとも言われ、

もし、その選択をしていたら、

家の『外観』も『間取り』も

全く違う物を選んでいたと思うし、

その方が

自分好みのもう少し『モダン』な家を作れたと思います。

でも、どうしても、

黒檀の床柱と床の間、

書院、

雪見障子などを

取り壊すことが出来ず、

今でも自分の中では、

「和室の造作を残したい」という気持ちと、

「洋間にすればもっといろいろなことが出来る・・・」

その二つの気持ちが交錯しています。

『制約』については、

少なければ少ないほど楽なことは、確か。

『情』があると自由度は減る・・・

そんなことも感じています。

インテリアコーディネートの意味

1度目のリフォームの時、

私が依頼をしなくても、

自動的に

インテリアコーディネーターさんが

ついてくれていました。

良い方でしたが、

実際には、

カーテンを選ぶ時にアテンドして頂いたくらいで、

特にインテリアコーディネートに関する有益なアドバイスは何もなく、

カーテンの生地やデザイン、

壁紙、

絨毯などを選んだのは、

全て私でした。

私がインテリア好きだったので、

あえてアドバイスをされなかったのかもしれませんが・・・

でも、プロなのだから、

素敵な色使いを教えてくれたり、

素敵なアイテムの組みあわせを教えてくれたり、

家具の配置や買い足した方が良い物の提案など、

インテリアが、

さらに素敵に見えるような『見せ方』を

もっと提案してほしかった・・・と思います。

今、振り返ると、

『色』に関する物を選ぶ時には、

いつも同席してくれていましたが、

選ぶ時に素敵なデザイン提案は特になく、

そのインテリアコーディネーターさんが

どんなインテリアを作るのかも分からず、

何か素敵な物を見せてくれることもなく・・・

インテリアコーディネーターがついてくれて

良かったと思う部分は、

何もありませんでした・・・。

でも、

費用の中には、しっかりコーディネート料が入っていて、

不思議な感覚になったことを覚えています。

インテリアコーディネーターさんの

『センス』や『お力』については、

2度目のリフォームの時に、

愕然としたことがあるので、

第2弾のリフォーム記事の時に、

また書きたいと思います。

電化製品について

当時のアメリカでは、

電化製品の見せ方も

重要なインテリアコーディネートの一部でしたが、

日本では、

テレビ用のユニット家具にテレビを置くのが一般的。

前述のとおり、

インテリアコーディネーターさんがついていても

特にアドバイスはなく、

テレビやキッチンの電化製品の存在感を

なくしたいと思っていた私には、

『ライトブラウン』の床材と同様に、

電化製品も後々まで続く『嫌な部分』となりました。

今は、収納家具も進化し、

様々なものが出ていますが、

当時は選択肢が他にあるのかどうかも分からず、

以降、いつも「嫌だな」と感じながら、

過ごすことになりました。

インテリアはやっぱり『センス』

コーディネートの世界で

いろいろな人や物に出会い、常々感じることは、

やっぱり『センス』の大切さ。

結局、インテリアコーディネーターさんがついていても、

コーディネーターさんの美意識が薄いと、

何かしらの空間は出来上がっても、

素敵な空間にはならないということ、

コーディネート料は払っているけれど、

真のコーディネートアドバイスは受けられていない結果になること、

それらのことが

よく分かった体験となりました。

私は、

美意識が高い人は、

素敵じゃないものをそのままにはしていられない

と思っています。

それがプロとしてお仕事するなら、なおさら、

美しくない部分を指摘する適格な『駄目だし』も必要。

でも、この『駄目だし』は、

たぶん、経験や評価に裏付けされた自信と美意識がないと出来ないことで、

実際には、ほんの限られた方しか出来ないようにも思います。

当時、遠方に住みながら、

和風の家を洋風にリフォームするミッションは、

床材を除いて、しっかり果たされたと思います。

と同時に、

プロのインテリアコーディネーターについて、

いろいろ感じた体験ともなりました。

初めてのリフォーム記事は、

これでおしまいです。

昔のインテリアのことばかり書いていたら、

頭が固くなってきたので・・・

第2弾のリフォームは

少し間をおいてから書きたいと思います。

次回のブログは、

先日到着したオーダー家具の話。

古い写真ばかりが続いたので、

新しい物にシフトチェンジしたいと

思います(^^♪